不動心とは? | 剣道が上達する練習メニュー

今回は剣道の心構えとして頻繁に使われる「不動心」や練習メニューについて紹介いたします。

剣道の試合、特に小学生~高校生の試合、において日本手ぬぐいや袴の後ろの部分に不動心と書かれたものを身につけている選手をみかけたことがあるかと思います。

それほど剣道の試合で重要だと考えられている心構え、精神です。国語辞典「大辞泉」によると、不動心とは、「他によって動かされることのない心。動揺することのない精神。」と書かれています。

これを剣道に適用すると、要は剣道の試合において、試合だからといって特別なことをしたり緊張したりすることなく、常日頃の稽古で行っていることを淡々とやるということです。

不動心はとても大事だと考えられている心構えですが、それを身につけるにはどのような練習を行えば良いのでしょうか。

実際は個人個人異なりますが、ある程度の原理原則があることがわかってきています。

練習メニューの中で1.常日頃試合前に行うことを稽古中あるいは稽古前に行い、ルーチンワークとして身につけておく、2.試合と同じくらい緊張する場面を経験する、3.試合を想定して剣道の練習を行うことです。


1.常日頃試合前に行うことを稽古中あるいは稽古前に行い、ルーチンワークとして身につけておく

より具体的には、現在の剣道の試合では試合直前に行う礼儀作法は決められています。試合会場に一歩入り礼をし、3歩進んで蹲踞し、構えることです。

これを毎日の稽古でルーチンワーク化しましょう。心の中でこれを言葉にして、唱えるのも有効です。また、竹刀のつるを見ながら蹲踞する、といった行動も有効です。竹刀のつるは細いので、これをしっかりと見ることによって、スーッと落ち着くことがあります。

また、中学校や高等学校では、試合前や毎日の稽古前に皆で黙想する学校があります。これも不動心を身につけるのに有効です。周囲のざわざわした環境から離れて、しっかりと自分と向き合うことができます。


2.試合と同じくらい緊張する場面を経験する

例えば皆の前で何かを発表したり宣言したりする練習を行うことにより、日々の時間でも剣道の試合と同じように緊張する場面を何度も経験すると、不動心を身につけることができます。

また、練習試合も負けられないライバル校と試合を組むことも緊張する場面を創りだすことができます。


3.試合を想定して剣道の練習を行う

切り返し、面打ち、小手面打ち、などの基本稽古は、事前にやることが決まっている約束稽古ですが、試合さながらにしっかりとお互い攻め合い、試合と同じくらいピリピリとした緊張感の中で基本稽古を行うことがとても大事です。

常に実戦を意識し練習することで真に実戦で通用する技を磨くことができます。

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