剣道の理合とは何か?

剣道を修練する者は、技術以外に精神も鍛える必要があり、剣道理念「剣道は、剣の理法の修練による、人間形成の道である」を常に意識し、すべての事には意味があることを、知り学び経験し、人として剣道と共に成長してゆくことが大切です。

全てのことには、理由があり、その理由を元に順序を踏まえながら順序を踏む自身の気構えをもって物事を進める事を学びます。

では、剣道の理合とは、一体どのような意味なのでしょうか?


1.剣道の理合とは

まず「理合」の意味は、物事の道理、物事を行う順序、手順のことですが一般的な意味として解釈されますが、剣道で言う「理合」とは「剣の理合」から様々な技の動作の際に、打突の順序、動作の順序を攻防で正しい姿勢で行われているかを物事の道理や法則などを示しているのです。

たとえば、引き技の場合、「正しい姿勢からの体当り、体さばきをして、引きの打突で行われていたか?」とうい流れを表し、正しい姿勢という中に精神姿勢が含まれ、全ての一致が理合となっています。
技の道理を知り、道理に従い自身の品位がしっかり合った状態での一致が必要なのです。


2.剣の理合からの理法へ

剣の理合を修得するに為には、その技術を学び練習する為に必要な決まりごとの法則を「剣の理法」と呼びます。

いくつかある剣の理法のうち「間の理合」「正中線の理合」「中心の理合」の3つが大切です。

練習メニューを実践する前に剣道の理法、3つの理合を知る必要があります。

「間の理合」は、一足一刀や遠間、近間、わが間、敵間。

「正中線の理合」は、身体中心の縦線で、自身の正中線に沿って振り打つ。

「中心の理合」は、間の理合(わが間)で正中線の理合(自身の中心)から狙う打突部位の中心。

剣の理法の3つの理合を考えながら、剣道の攻防で合った動きと精神で、剣の理合を意識して行って下さい。

剣の理法を知ることで、無駄のない動き、打突、隙のない動作などを同時に意識することで、理合の剣道へと繋がっていきます。

剣の理合は、剣道六段くらいで、やっと意識し始めるくらい、難しいものなので身につくまで時間がかかりますが、あきらめず常に心に留めておきましょう。

全てのことには意味があり、自身で理合を意識することが、練習メニューとなって剣道の理合の修練に繋がっていきます。

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