剣道で心を鍛える不動心とは?

剣道では、技をいくら鍛えても心のなければ、剣道とは言えませんし、攻防し相手より有効打突を決めるには残心など、様々なものが一致していなければなりません。

その中で、よく聞く「不動心」という言葉がありますが、剣道で言う「不動心」は、よく「平常心」意味が同じに解釈されますが、剣道では少し意味が異なります。

では、「不動心」とは、一体何どのような意味なのでしょうか?


1.不動心、平常心とは

一般的に「不動心」の意味は、どんな場合、いかなる時でも、心を動かすことなく奉然としている状態を言います。

「平常心」とは、思いもしない危機などに遭遇しても、それに囚われることなく日頃の落ち着いた心で的確に対応することを言います。

似たような意味ではありますが、剣道で言う「不動心」とは、思ってもいない危機などに遭遇しても強固な意志で、自身の信念を貫くことを意味しています。

精神・信念を貫くということは、いかなる自身の状態でも本来の精神をもって立ち向かうことを意味しています。

この剣道でいう不動心を修練していかなければなりません。では、不動心を修練するには、どのようにすればよいのでしょうか?


2.不動心を修練するには

不動心を修練する為には、常に日常から不動心を心がけすることが必要です。

練習メニューは特になく、心を鍛えるのは、体を鍛えるよりも難しいものです。

不動心の意味から、自身を極限まで追い込み、一糸乱れない心で、怒りがこみ上げてきても、それを抑える平常心で冷静さを保ち、不動心を持って辛い状況に立ち向かう気持ちで何事にも取り組むことが大事です。

それは、毎日の稽古で目標をもって常に、向上心もちながら自身よりも強い相手に立ち向かっていきましょう。

そして稽古だけでなく、日常生活でも目標以上を常に目指す心がけで剣道以外の場でも心を修練していく気持ちが大事です。

ここで参考までに、「剣道修練の心構え」を紹介します。

剣道を正しく真剣に学び、心身を錬磨して、旺盛なる気力を養い、剣道の特性を通じ、礼節を尊び、信義を重んじ、誠を尽くして、常に自己の修養に努め、以って、国家社会を愛して、広く人類の平和繁栄に、寄与せんとするものである。

財団法人全日本剣道連盟により、昭和50年3月20日制定されたものです。

この剣道修練の心構えを意識しながら、不動心を、剣道だけでなく日頃の心の持ち方で不動心の練習メニューとして下さい。

心がけひとつで自分の剣道は変わっていきます。

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