剣道の試合での心構え~不動心を忘れない~

試合において、練習とは違い一瞬の隙が命取りです。瞬き一つで相手の動きに反応できなかったり、こちらの攻めが殺されたり、集中力を切ることが許されません。

当たり前の話ですが、真剣の時代ヤルかヤラれるかの「死合い」でありましたので、剣道だからといって舐めているといつまでたっても試合に勝つことができないでしょう。

しかし、忘れてはいけないのが現代の剣道では大事な心構えが昔とは違うということです。

これは指導者や先生、尊敬する先輩ごとで考え方が異なるためある程度自分なりの「心構え」を備えておいたほうがよいでしょう。

その精神をしっかりともっていることで剣道が今よりももっと上達するはずです。


1.「不動心を忘れないこと」

試合のためにいろいろな練習をしてきたと思います。それは何のためか?を考えてください。
ほとんどの方が「勝つために練習をしてきた」であると思います。

そのためには、自分の中で勝つために練習してきた成果を発揮するようにしてください。

レベルはどうであれ、初歩的な「面打ち」でも全然かまいませんし、難しい技に挑戦して構いません。

大事なのは練習してきた成果を出して、現時点での自分の能力の100%をぶつけることです。

そのためには、こちらから仕掛けた技が防御されたり、避けられたりしてもけして焦らないでください。




焦ると自分を見失い、自分の長所がすべて短所になってしまいます。

例え相手が各上の相手でも、剣道の腕に差が開いていても今時点での自分の力を信じて、一太刀一太刀に信念を込めて技を打つようにしてください。

剣道でいう試合の心構え「不動心」
これはどんなときでも心を乱さず、自分のスタイルを崩さず、自分自身を殺さず全力でぶつかる意気込みを表しています。

この心構え、あると無いとでは大きな差が生じます。
そして、剣道が上達するための一つの大きなターニングポイントにもなります。


1.「相手ではなく全体を見る」

試合の時に、集中するがあまり相手しか見えなくなる時があります。

それはそれで、相手の動きや隙に対して素早く反応するために必要なことですが、自動車を運転する時と同じで、目の前の相手ばかり見るのではなく、道路や先にある交通状況などの全体を見渡すことで予期せぬ事態に備えることが出来ます。

つまり、相手だけではなく試合エリアの位置、審判三人の居場所、自分と相手の位置関係すべてを見るように意識を広げて見ることで、相手の動きを全体で捉えることが出来るのです。

とにかく「不動心」といい、「相手ではなく全体を見る」といい、落ち着いて今現在の状況を把握することが大事であり、自分を信じて挑むことが重要であると考えます。







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