剣道の練習メニュー「セキレイの動き」

剣道をもっとうまくなるために練習メニューを見直してみましょう。今回の先生は「鳥」です。セキレイという鳥。

セキレイ先生に剣道における竹刀の構え、剣先の動きについて教わってみたいと思います。

セキレイは日本に広く生息する鳥で、白と黒の模様が美しい、尾の長い鳥です。

街にはスズメやハトが多くみられますが、少し気にしてみてみると、セキレイ先生に出会えることがあります。

空を飛んでいるときのセキレイではなく、地上におりて、地面をちょこまかと走ったあと、足を静止させたときのぴょこぴょこ軽快なリズムで揺れる尾の動きに特徴があります。

剣道がまだ剣術と呼ばれていた時代から、この尾の動きが、剣先の動きのたどりつくべき答えのひとつとされてきたのです。

練習メニューとしてはまずはセキレイに会ってその尾の動きを目で見て学んでみることですが、道場では以下のことに意識してみてください。

左手小指に意識を集中し、右手はあくまで添えるだけ。左手小指を支点に小刻みにリズミカルにランダムな調子で振ってみましょう。あくまで小さく小刻みに。軽快に。

構えを崩してしまうような大きな動きをしてしまうと、スキを作ってしまうことになります。また、単調なリズムで剣先を動かせば、初動が相手に読まれてしまいます。

練習メニューではさらに足の動きも加えてみるといいと思います。

剣先がランダムに揺れる、足が動くことで間合いが前後につまる。攻めてくるのかな、距離を取ろうとしているのかな。このような動きで相手に対し、虚と実いりみだれて心を揺さぶってやろうという事です。

鏡に向かってやってみるのもいいかもしれませんね。

北辰一刀流などの書物の中にも「鶺鴒(セキレイ)の尾の如く」というくだりがあります。達人たちの剣先の動きがまるでセキレイの尾のようであったことから書かれたくだりですが、子の動きが持つ本当の意味を意識して竹刀を持ってみてください。

巧みな剣先の動きで相手を翻弄する、フェイントの効果ができるまで動かせるようになると素晴らしいと思います。

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