剣道で大切な持久力の鍛え方
剣道は、短い試合時間ではありますがとても持久力が必要な競技です。
特に前後左右に足をさばき・全体で踏み込んだりと、とても体力を必要とする場面が多いです。
今回は、剣道における持久力の大切さと鍛えるための練習メニューをご説明いたします。
1.持久力とは?
持久力と言う言葉はよく聞きますが、そもそも持久力とはどんなものを指すのでしょうか。
持久力とは、長く持ちこたえることが出来る力のことを言います。
どのスポーツに置き換えても言えることですが、持久力が無いと長く運動をすることが出来ません。
持久力を鍛えて、長い時間運動し続けるような体を鍛えあげましょう。
1.掛稽古をしよう
持久力を付ける練習メニューとして有効なのは掛稽古です。
みなさん、掛稽古をご存知ですか?
掛稽古とは、対面する相手に向かい決められた時間いっぱい素早く技を繰り出す稽古です。
1人当たり、約30秒ほどで交代するところが多いと思います。
相手が技を出しやすくわざと面や籠手を打ちやすくしてくれるため、正しい打ち場所を
素早く確認するための観察力も養われます。
1.掛稽古の目的
掛稽古は、剣道の練習メニューの中においてもかなりきつい練習の一つだと思います。
動き続ける必要があるので、とても疲れます。
ですが、掛稽古の真髄はまさにその「疲れ」にあります。
疲れた状態では綺麗な一打と打つことはとても難しいと思います。
ですが、疲れがある中でこそしっかりと渾身の一打を繰り出す練習が出来るのです。
今まで練習してきた動作や技の基本をしっかりと身に付けて、成果を発揮して下さい。
また、肉体だけではなく疲れた体を動かす精神力を養う事が出来ます。
気力・持久力・スピード・精神力をしっかりと掛稽古で身に付けていきましょう。
1.道場外での練習メニューは?
道場外の練習メニューとしてオススメなのはランニングです。
しっかりと足腰を鍛えることも出来ますし、なにより全身運動となるため持久力のトレーニングに向いています。
体のバランスも軸をしっかりと鍛え上げられるため、ぶれない肉体を作り上げることが出来ます。
普段の練習前や、準備運動にランニングの練習メニューを追加して見ても良いかもしれません。
1.まとめ
剣道で大切な持久力の鍛え方、いかがでしたか?
しっかりとした持久力は、剣道においてとても大切です。
また、持久力を保つ肉体・精神面の強化も必要となってきます。
日々の練習メニューの中に、是非持久力強化も取り入れてみてください。
その持久力は、宝物になりますよ。