八相の構えとは? | 剣道が上達する練習メニュー

今回は、剣道の八相の構えやその練習メニューを紹介いたします。八相の構えは禁止された構えではないのですが、現代の剣道の試合ではめったに使われることはありません。

しかし、日本剣道形では、4本目の打太刀の構えとして使われており、刀や木刀による真剣勝負を行ってきた長い剣道の歴史の中で生まれた構えです。

特に、上段の構えをとりたいが、周囲に障害物などがあり、スペースが狭い時、あるいは戦いが長時間に及んでしまい力を可能な限り最小限に抑える必要がある時などに用いられたようです。

現代剣道では使うことが非常に少ないのですが、その構えの考え方や体の使い方などをしっかりと修得することは新しい発想を生み出す源となることでしょう。

八相の構えは、まず左足を半歩前に出し、右半身になります。右足はつま先を相手の方向に向けます。左足は右足に対して垂直にし、右足のやや後ろに置きます。

両足ともかかとは上げません。体重は若干前足の左足にかけるようにしましょう。竹刀はツバを口元付近に置き、やや斜め後ろに倒した形で立てます。

この時、肩及び肘が上がりやすいので、両肩と両肘を下げて肩と肘の力をそれぞれ抜きましょう。また、木刀であれば刃筋、竹刀であればつるの裏側をしっかりと相手に向けます。これで八相の構えの完成です。

八相の構えの主な練習は日本剣道形4本目を繰り返し稽古することになると思います。四段以上の昇段審査(実技試験の合格者のみが受けられる二次審査)を合格するためにしっかりと学びましょう。

日本剣道形は手順が決まっている約束稽古ではありますが、その考え方を日頃の実戦の稽古にしっかりと生かせるとよいでしょう。

日本剣道形四本目では、打ち太刀が八相の構えに構えます。この時、木刀を一度大きく振りかぶり、上段の構えに近い構えに近い形にしてから、八相の構えに構えます。

また、足は左足を半歩前に出しながら、右半身になります。一方、仕太刀は右足を半歩引きながら右半身になり、脇構えに構えます。打ち太刀も仕太刀もどちらも右半身になりますが、そのプロセスは大きく異っております。

十分に注意しましょう。打ち太刀は八相の構えに構えた後右半身を保ったまま、右足、左足、右足と前に出します。この時、膝を上手く使って、頭が上下しないように注意しなければなりません。

そして、一度大きく振りかぶり面を打ちます。このとき、掛け声はかけません。また、振りかぶった時、剣先が下がらないようにしましょう。練習メニューの中でまれにおこないましょう。

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