剣道の下段の構えは守りだけじゃない!

剣道の構えの中で、下段の構えを見ると、攻撃をするような構えに見えませんが、これも攻めに応じる構えの一つですが、試合などで下段の構えをしている人をみることはありません。

剣道をしていて見かけることのない下段の構えですが、その構えには、深い意味があり、構える前に攻防の意味を理解し、構える意味を知っておく必要があります。

では、剣道の下段の構えとは一体どのような意味をもち、どのように練習すればよいのでしょうか?


下段の構えの意味

剣道「五法の構え」の中で、この構えで戦う人を見たことがある人はいないと言える構え方です。

昔、武士が真剣で勝負をしていた頃の真剣は重かった為、互いに構えた状態が長く続くと青眼の構え(中段の構え)より、下段の構えの方が刀の重さや勝負が長引く時など楽に構えられて有利になることにより、下段の構えで勝負する人が多くいたようです。

現代では、刀で勝負することがなくなった剣道では、下段の構えが理に合っていない為に、試合で構える者がいないのです。

下段の構えの攻防の仕方は、相手が打ち出るところを下から切り上げて「後の先(ごのせん)」の攻め方を使っていたようです。

「後の先(ごのさき)」とは、相手が打ち出るものを応じ、相手より先に打ち出ることを言います。

「地の構え」「守備の構え」とも言われていて、下段の構えでも相手の隙があれば即座に攻撃に出る事がこの構えの目的です。

相手が出てこられないように足元にも気を向かせながら、自身も守り隙が出来た時に攻撃へと変化できる構えなのです。

その他に、下段の構えは、遠間や近間に関係なく構えることができるということも、あまり知られてはいません。

相手も下段の構えに対して、どのように攻め出たらよいのか難しく、間合いをつめることがしづらい構えです。


下段の構えを練習メニュー/h3>
相手のへそ下から足先までの間に剣先をつけ、その位置から「へそ下段」「すね下段」「足元下段」と三つあります。

下段の構えは、「守りの構え」とも言われていますが相手からの攻めには、竹刀を大きく動かすことが必要になるので五法の構えの中で一番攻撃に転ずる技量が求められる構えです。

練習は、へそ下段、すね下段、足元下段の3つを行ってみてから、一般的に相手の膝あたりにつける下段の構えを練習するようにしましょう。

下段の構えは、日本剣道形での三本目の打太刀が行う相下段での構えがあります。下段の構えの練習メニューには、日本剣道形を木刀で行いましょう。

日本剣道形の三本目を意識して行って下さい。

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