上段の構えとは? | 剣道が上達する練習メニュー

今回は上段の構えとその練習メニューを紹介いたします。上段の構えは2種類あります。

1つは、左足と左拳を前に出した、左上段の構え、もう1つは右足と右拳を前に出した右上段の構えです。剣道の試合では、主に左上段の構えが使われます。それは、空間的な間合いが遠くなるなどの理由からです。ここではよく使われる左上段の構えを紹介します。

左上段の構えは、中段の構えとは異なり、まず左足を前に出し、右足を後ろにします。そして、踏み込み時には右足で飛び、左足の足の裏全体で着地します。

また、左手の使い方はほぼ同じですが、右手の使い方が異なります。左上段の構えから打つ時は竹刀を振り出す瞬間に、左手で振り出すとき右手でも竹刀を押します。あとは左手一本の片手打ちの要領で打ち込みます。

左上段の構えをとるには、中段の構えをある程度習得できていることが大前提になります。というのも、左上段の構えに構えられるのは自分と相手の間に一定の遠い距離があるときだけで、お互いに近間にいるときはどうしても中段の構えをとらざるを得ないからです。

このようにして、剣道初心者には、上段の構えの習得はおすすめできません。

左上段の構えを覚える第一ステップは足さばきです。まず、左足を前、右足を後ろにした足さばきを覚えましょう。初心に帰り、送り足から学びます。

高校生や大学生であれば、だいたい1ヶ月くらい徹底的に送り足を練習すれば、ほぼ習得できるでしょう。道場の端から端まで送り足だけで往復する練習を練習メニューにくみ込み、繰り返し行いましょう。

中段の構えでひたすら練習する他の人を見て、焦る気持ちもわかりますが、ひたすら足さばきを練習しましょう。送り足ができたならば、踏み込み足を練習しましょう。

この時、まず左足で飛び、その要領をイメージしながら、右足で飛ぶ練習を行うことも非常に効果的です。踏み込み足は2-3ヶ月繰り返せば、習得できるでしょう。

次は、竹刀の動かし方です。まずは片手面を打てるようにします。右手で竹刀を押して始動させて左手一本で振ります。腕だけひたすら練習し、しっかりと一本になる打ちをできるようにしましょう。これができた段階で、足さばきとあわせて練習しましょう。

基本動作をしっかりとマスターした上で、上段の構えを工夫し、自分なりの攻めの形を作り出します。初期段階では自分が基本動作を行いやすい上段の構えにしておきましょう。

実践的な稽古を繰り返し行う中で、剣道の試合中に上段の構えの最大の特徴である「攻め」の姿勢を生せる構えに変化させましょう。

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