剣道の素振りを速くする筋肉トレーニング

剣道の試合を見ていて「面あり!」と審判の声が聞こえ、一本決まったが打突スピードが速すぎて見えない剣さばきは、日本武道の中で剣道のみ見られる速さの醍醐味でないでしょうか。

その速さを身につけるのはどのようにすれば良いか考えてみましょう。


1.筋肉の特性を知ろう。二種類の筋肉、それぞれの作用

まず筋肉には、2種類の繊維があります。

1つ目は、遅筋繊維といい長時間運動に適した筋肉で、マラソン選手など細見の筋肉繊維です。

2つ目は、速筋繊維といい速い動きを行いますが短時間運動に適しており陸上短距離選手などの太ももなどに見られる大きくなりやすい筋肉繊維です。

速筋繊維は簡単に言うとスピードを生む筋肉、遅筋繊維は持久力となり、それぞれの鍛え方は異なります。
遅筋繊維は、高回数・低負荷。速筋繊維は、低回数・高負荷のトレーニングが必要です。

剣道高段者は、前腕部が他の競技に比べて発達しています。前腕部が竹刀を振る速さを生んでいることがわかります。

今回は、剣道でスピードある竹刀の振りを身につける意味から、前腕部を中心としたトレーニングを考えます。


2.素早く竹刀を振る為のトレーニング

剣道は相手の隙を捉えても、速い打突が出来なければ意味がない。逆に瞬間的に相手の動きを察知しないと打たれます。

それなら相手よりも先に竹刀を速く振るに為に、速筋繊維が優れていたほうが有利です。

先に書いたように速筋繊維は、低回数・高負荷の筋肉トレーニング方法が必要です。

剣道での速筋トレーニングは、跳躍素振りを練習メニューに入れます。

跳躍素振りは、早素振りとも言われます。

動きは、一挙動。一で振りかぶり振り下し、足は跳躍で前後にすり足のジャンプという感じで行います。

通常より重い竹刀、38なら39といったように1つ上の竹刀で30回を1セットで、自身が出来る回数の跳躍素振りを行います。

時間は、15分以内で行えるセット数を繰り返すインターバルでの跳躍素振りを行って下さい。

これを週3回くらい練習メニューに入れる事をお勧めします。慣れてきたら回数を増やし、竹刀を重くしたり、木刀を使うなど工夫してみて下さい。

毎日出来ると行い過ぎても、逆に疲れ過ぎて稽古に影響してはいけません。高負荷をかける意味を考え自身でコントロールし筋肉を鍛えて下さい。

注意点は、だらだらとせずメリハリをつけて早く行う事を意識することです。

多く出来れば良いでなく、低回数・高負担を必ず守って下さい。

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