地稽古とは? | 剣道が上達する練習メニュー

今回は、剣道においてもっとも重要な稽古の1つと考えられている地稽古や練習メニューについて初心者にもわかりやすくかつ詳しく説明いたします。

剣道の地稽古とは一種の試合稽古のようなものです。ただし、試合と大きく違う点は、勝敗がないことです。従って、試合をさばく審判もいません。お互いにこれまでの稽古で培ってきた技を出しあい、お互いの技術を磨き合うのです。

練習メニューの中で地稽古には大きくわけて2種類あります。1つは、お互いに対等な立場にある者同士の地稽古で、もう1つは師弟関係にある、指導者と学ぶ者の関係にある者同士の地稽古です。

前者はとにかくお互いの技を出すことだけに専念します。後者は前者のようにお互いの技をだすことももちろんですが、指導的なことも行われます。

例えば、かかり稽古や切り返しが行われることがあります。後者の場合、掛かる方は1つ注意しなければならないことがあります。

それは初太刀(一本目の技)だけは対等な立場であるようにしましょう。どんな大先生に対しても試合のようになんとしても一本となる打突を決めるのだという心構えでいましょう。

決して初めからかかり稽古のつもりでかかってはいけません。これでは地稽古の意味が全くありませんから。




お互いの技を出す地稽古ですが、いったいどんな技を出せば良いのでしょうか。それは個人個人よく考えることが大事です。

初心者には、これまで使ったことのない技を試す、今までの基本稽古で習った技のうち、自分が得意とする技あるいは極めたいと思った技を使ってみましょう。

地稽古は基本稽古と異なり、相手がどう反応するのか全くわかりません。状況も時々刻々変化します。

このような状況下で自分の技が通じるのか試してみましょう。初心者で一番やってはいけないことは一本取れない、あるいは竹刀が打突部位に当たりもしないからといってあきらめてしまうことです。

とにかく一生懸命相手にかかって、それで一本となる打ちができなかったら、地稽古が終わった後によく考えましょう。

そして、次の基本稽古や地稽古でやらなければならないことを決め、1つ1つ実践していきましょう。これは経験者であってもほぼ同じです。

地稽古でうまくいったことは次もやってみようと考えますし、うまくいかなかったことはなぜうまくいかなかったのかじっくり考えます。

この繰り返しによって徐々に剣道が上達していくのです。苦心して考え、いっぱい稽古した結果、地稽古で一本がとれる打ちができた時はとてもうれしいものです。

ぜひ多くの選手と積極的に地稽古を行って抱負な稽古量によってどんどん強くなりましょう。







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