真剣さが大切な剣道の追い込み稽古

剣道の追い込み稽古は、試合が近づくと、どの道場でもほぼ行われている稽古で、稽古の中での元立ち、掛かり手のそれぞれが肉体的、精神的にもきつい稽古です。

今までの剣道稽古の自身の技術や体力、気力を試されると言っても過言でない、剣道集大成の稽古です。


1.追い込み稽古のキツサは、呼吸で変わる

追い込み稽古をしていると、体力、肉体的にまだ未熟な者ほど辛さを感じます。

剣道歴が長ければ、それなりに体力も筋力もついているので、少しの時間は耐えられているでしょう。ですが、歴が長いに関係なしにキツイ稽古なのです。

追い込み稽古のキツイをある程度、楽にするには「呼吸」を整えるのがポイントです。

攻めの打ちの時に、打突瞬間は息を吐き出しています。人の体は、息を吸うと体(筋肉)が硬くなります。

呼吸法は、息を吸う(筋肉は、止まる)-少しずつ吐く(筋肉は、動きだす)-吐ききる(筋肉は、動きが最大になる)を繰り返しています。

剣道でもこの呼吸と筋肉の動き(流れ)を用い、剣道の動きに合わせながら、打ち込みを繰り返し行うようにします。

呼吸法を取り入れての打ち込み時は、構える(息を吸い呼吸を整える)-踏み込む(少し吐く)-打つ(吐ききる)の流れで行ってみましょう。


2.鍛えるポイントを意識する

追い込み稽古で、鍛えるポイントは踏み込みです。早ければ早いほど一本打ちで勝負が決まります。

姿勢を崩さず中心を取り、強い打突など自身が弱いとこを意識して練習メニューとして行います。

たとえば、中心を取るのが苦手なら、面を多く何度も打ち込みことを練習メニューとして追い込み稽古をして下さい。

剣道の追い込み稽古は、剣道基本の全てを出しつくす気持ちで、自分の剣道を確立しましょう。

「気・剣・体」、「気」意欲、気力、「剣」竹刀操作、「体」体さばき

「懸待一致」、「懸」懸かる(かかる)こと、「待」待つことの一致は、攻めるうちに守り、守るうちに攻めることの攻防が一体となって動く意味です。

剣道を学ぶ中で、出てくる言葉は、それぞれ意味があり、剣道の動きに精通していて意味を理解して自分の剣道に活かしながら、相手に敬意をはらい常に剣道を修練していくことが大切です。

剣道全ての稽古は、初心者も熟練者も同じ稽古をします。

驕れる(おごれる)ことは剣道家として恥ずかしく、常に自身を修練することが剣道には大切で、剣道の稽古以外に、剣道することにより日常生活から剣道の精神につながり、どのような場でも自身を追い込み、剣道をする者としての品格を高めて下さい。

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