剣道が上達する形稽古のやり方と上手な取り組み方

剣道において、昇段審査のなかで初段から審査項目に入ってくる「剣道形」について上達するための「形稽古」の取り組み形を学んでいきたいと思います。

そもそも、大昔の真剣時代から現代の剣道に発展するまで、「木刀による剣道形」と「竹刀による剣道」の二つが存在していたと言われています。

しかし、江戸時代くらでは真剣は使わなくても木刀同士で稽古したり、骨折や打ちどころが悪いと死んでしまう人がいたくらい、かなり危険な稽古をしていたといいます。

おそらく江戸幕府が終わり、外来文化が入ってきたタイミングで荒い木刀剣道から竹刀剣道に代わっていったのではないかと言われています。

そこで、「剣道形」からなる「形稽古」ですが、教科書や練習用のビデオ、有段者から指導してもらう等、多方面で稽古する方法は存在します。

極端な話、家の鏡の前で自身の形をチェックしながら練習すれば、昇段審査で合格するくらいのレベルに達することが出来ます。

しかし、ここで「本当にそれで剣道が分かるのか?」という問いに対しては私個人としては「NO」です。

例え形の構成や姿勢をすべて教科書通りマスターできても、間合いや見切り、相手との意思疎通は、竹刀剣道である程度稽古しないと身に着けることができません。

つまり、上達するための「形稽古」というよりは、その事前段階としての剣道の基本が出来ていれば自ずと「剣道形」のスキルは上がっていくということです。

昇段審査でも、「形審査」だけではなく「実戦」における審査を通過しなければなりませんし、どこかの資格のように一次が通過し二次が駄目だった。来年受ける時は二次から・・・といのもありません。

常に審査を受けるときは「竹刀剣道」によるスキルと、次の「剣道形」を審査するに値するかを毎回毎回チェックしているのです。

「形稽古」をその他の稽古と結びつけて考えることで更なる上達が見込まれると考えます。


1.「形稽古①」

「形稽古」のみで考えると、まずは形の構成とどこはポイントとを覚えるところから実施しましょう。

そして、実際の昇段審査では受太刀か仕太刀どちらになるかは当日にならないと分からないため、両方の形を念入りに反復練習しましょう。

この「形稽古」のよいところは、道場でなくても相手がいなくても練習できるところです。

夜の公園や家の庭などでイメージトレーニングしながら練習することをおススメします。

(その時に木刀は危ないので持たないようにしてください。)


1.「形稽古②」

剣道形をある程度覚えてきたら、実際に相手をつけての練習を行います。

ちなみに、無駄な力を抜くためある程度竹刀剣道による練習を行った後で稽古することをおススメします。

これは、疲れによる脱力と、防具を外したことによる身体が感じる軽さ、そして竹刀から木刀に持ち替えた手の感触が良いからです。

また、稽古した後なので基本的な足さばきや剣の振りはおさらいできているはずなので、余計なロスをしません。

こちらは指導者の方とよく相談して上達方法を模索して頂くことをおススメします。

(指導者によっては、稽古の最初にやった方が良いという人もいるし、中間でやった方がいいと言う人もいる。ひとそれぞれ)

自身にあった稽古スタイルを見つけて頂くことを期待します。

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