剣道が上達する立ち切り稽古のやり方と上手な取り組み方

剣道の中で今では一部の所でしかやってないという「立ち切り稽古」についてですが、正直普通の道場ではこの稽古はやっていないと思います。

その理由はなぜか?あまりにも危険で並大抵の鍛え方をしていないと稽古にならないからです。

そもそも「立ち切り稽古」とはどんな稽古なのでしょうか?

通常の稽古は元立ちが指導する立場となって、打ってくる練習生の掛かり手に技を指導します。

しかし、「立ち切り稽古」はその逆で、一人の元立ちに多くの掛かり手が向かって、元立ちを休む暇なく練習するという内容です。

昔の真剣時代では、一人対多数という場面はざらにあったと思います。

その時にでも、冷静に対処できる判断力と体力を上達するための修行として生まれたといわれています。

しかし、その実戦に近い極限状態に追い込まれることで、精神が崩壊してしまう剣士もいた程だそうです。

そんな危険な特別稽古を剣道でやっているのは、警視庁や流派の看板をかかげている所ぐらいです。

警視庁の「立ち切り稽古」は、一日中体当たりされ、突き飛ばされ、壁に押付けられ、時には転ばされたりしても一切「止め」がかからず攻めの攻撃を受けます。

ここまでくると、鍛え方云々より精神力ですね・・・。なので、通常の道場や部活動レベルでは間違いなく行われません。

その為、技量としての上達というよりも知識として頭の片隅に置いといて頂ければ良いと思います。





1.「こういう時こと不動心」

不動心・・・以前にも紹介しましたが、剣道の中で不動心は大切な心構えです。

その中で、いかなる状況下や体力・精神の限界にきても、心を乱さず冷静に対処且つ危機を乗り越えることが大事であるという教えです。

こういった立ち切り稽古でも、メンタル面で「もうダメだ・・」なんて思わずに、掛かってくる一人一人の一手一手に集中して対応するようにしてほしいと思います。

その他練習メニューでも同じことが言えます。

剣道が上達するためには、けして「あきらめず自分を信じること」です。


1.「ミニ立ち切り稽古」

さて、では「立ち切り稽古」は危険だし、実際にやっている所は一部であることを述べましたが、その名の通りの稽古をやろうとすると、警視庁や流派の道場で日々身体を鍛えている人でないと乗り越えれないと思いますが、その立ち切り稽古のミニバージョンであれば可能であると思います。

掛かり手が最大でも5人くらいで、元立ちに対して次々に攻めていきます。

5人の攻めを1セットとして、全部で5~10セットくらいであれば、まだ成長途中で身体がしっかりしていない中学生や高校生でも可能だと思います。

5セットから10セットであれば10分そこらで終わる話ですので、体力や精神の限界にはいきなり到達しないと思いますので、効果的な練習として取り組めると思います。

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