初心者がまず覚えたい剣道の基本技

剣道を習い始めると、入念な足さばきや素振り、打ち込みといった基本動作に続いて、防具を着けての稽古へと移行します。

そんな練習では実戦的な技の数々を、実際に打ち合いながら覚えていくため、とても楽しい時期であるとも言えますね。

では無数にある技のうちから、初心者としてまずはどのような基本技を覚えればよいのでしょうか。おすすめの技と、上達のための練習メニューを合わせてご紹介したいと思います。


1.基本にして王道、「飛びこみ面」を覚えよう

初心者のうちにぜひ覚えておきたい基本技の一つが「飛びこみ面」です。

基本にして王道、ともいえる剣道の代表的な技ですが、これを初心者の時期からしっかりと練習しておくことでその後の上達に大いに役立ちます。

基礎的な手順は、一足一刀の間合いから一歩攻め込んで、打ち間に入るや否や思い切って一足で飛びこみ、正面を打つというものです。

ごまかしのきかない、シンプルな技ですが経験豊かな上位者にとっても勝負をかける決戦用の技として捉えられており、攻め勝って正面から打ち込むという打突の極意が体現されています。

初心者のうちにこの技をよく練習し、上達に伴ってその精度や戦術をより洗練したものにレベルアップさせましょう。


2.基本の連続攻撃、「小手・面」を修得しよう

剣道では、単発の攻撃だけではなく素早い連続攻撃も大きな武器となります。初心者のうちに覚えたい連続攻撃の基本技が「小手面」です。

ボクシングで言うところの「ワン・ツー」にも似た技であり、小手を打ったその勢いのまま、鋭くスピードに乗った面を打ちます。

二の太刀の面が本命の決め技であり、小手で相手の防御を崩し、一挙に正面を狙いに行く連続攻撃の代表格です。

連続攻撃にはその他さまざまなバリエーションが存在しますが、まずはこの小手面をマスターするくらいの気持ちで練習に取り組みましょう。

連続した踏み込み足のため、小さく鋭い送り足で体勢を安定させるといった複雑な動作が必要となるため、この技によって培われるバランス感覚は他のすべての打突を向上させる効果を持っています。

また、相手が小手を打ってくるところにカウンターで合わせるように小手面を使うことで、上手くすれば相手の竹刀が切り落とされたように中心から逸れて、面ががら空きとなり決め手となります。

このような形を「相小手面」と呼んでおり、「小手切り落とし面」という高等技術に通じる技となります。

初心者のうちは多くの技を覚えるよりも、シンプルで奥の深い基本の技を徹底的に練習することこそが、上達への鍵を握っているのです。

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