剣道の切り返しが上達する練習方法

剣道で「切り返し」と言えば、稽古の最初と最後にウォーミングアップとして行っている所がほとんどだと思います。

しかし、その「切り返し」ですが、有効打として認められているのでしょうか?

昇段審査の時は審査基準としてこの「切り返し」が出来ないと合格しなかったり、重要な位置付けの割には打突技として存在していない・・・そのことに疑問をもたれたことはありませんか?

実は、この切り返し。剣道の打突技の基本が詰め込まれていて、昔は剣道習って一年くらいはずっと切り返しの練習をしていたという話があるくらい、とても重要なもなのです。

例えば、切り返しでの左右の手首に返し方は「返し技」や「払い技」で使いますし、左右斜めに打つ軌道も抜き面や小手打ちで使っているのと同じです。

つまり、切り返しが下手な人は打突技も下手です。

これは間違いありません。経験者の方だったらみなさん知っていることだとは思いますが、初心者や経験の浅い方は、初歩的な切り返しをないがしろにして、派手で高度な技を覚えたがりますが、この基本が出来てないうちはどの技を練習しても上達できません。

「切り返し大解剖」なんて本もあるくらいですので、その重要性を理解して上達するための練習方法を学んでいきましょう。


1.「大きく・強く打つことが大事」

剣道初心者や経験の浅い方で見受けられるのが動作が小さくて、軽く切り返しを打っていますが、大間違いですので直ちに修正してください。

切り返しの基本は「大きく・強く」です。

そこに速さは不要です。正確に面の左右斜め位置を狙って打つことを心がけてください。

私が通っていた道場の先生は、切り返しの時は背中につけるまで振りかぶっていました。

そうすることで手首だけで打つのではなく、肩の関節、肘の関節、手首の関節、身体自体の伸びを使って打つことができるので、基本に立ち返れますし身体の軸もブレずに安定します。

切り返し上達のために以上の心得を意識して練習してみてください。


1.「切り返しの受け方」

切り返しの受け方はいろいろな考え方がありますが、私個人としては受ける方は竹刀で受けず面で受ける方が良いと考えています。

もちろん、昇段審査の時は竹刀で受けなければなりませんが(そちらの方が正しい型なので)、冒頭で記述した通り、切り返しはほとんどの打突技の根源となる要素が詰まっています。

そのため、竹刀で受けてしまうより面で受けたほうがより打突技に感覚が近くなることで、より効果的な練習になると考えています。

基本練習用の面で受ける切り返し練習と、竹刀で受ける(昇段審査用)切り返し練習で分けて行うことをおススメします。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ