二段三段の技の打ち方とコツ | 剣道が上達する練習メニュー
本日は剣道において連続技である、二段三段の技、コツ、練習メニューを紹介いたします。
二段三段の技には、例えば、小手面、面面、小手胴、突き面、小手面胴といった技があります。順に説明いたします。二段三段の技は剣道の試合で使える技ばかりですので、練習メニューに組み込み、ぜひ覚えましょう。
まず、小手面の連続技です。小手面は、現代の剣道の試合において連続技の中では一番多く使用されております。
小手面の打ち方は、一本目の小手の打つ目的に応じて実際は何種類かありますが、基本は一本ずつ小手、面としっかり打つことです。
特に、小手は手首を十分に使ってしっかり打ちましょう。小手は軽く打ち、面をしっかり決めるような技を出す選手が中級者程度以下ではいますが、剣道を上達させるためには良い技ではありません。
小手打ちは小手に当たれば良いですが、たとえ相手の竹刀に当たったとしてもしっかりと竹刀を殺せるように、しっかりと手首を使って打ち込みましょう。
次に、小手胴の連続技です。剣道の試合において小手胴は、相手が小手面を打ち込んでくる所を、初めの小手で合わせて小手胴と打つ場合と、小手周辺を打ち竹刀を殺して、相手はすぐに竹刀を中段の構えに戻そうとします。
しかし、押されているのでその分の反動で手元が上がります。そこを胴を打つのです。いずれにしても練習では、一本ずつ小手、胴としっかり打ちましょう。
特に、小手打ちは相手の竹刀をしっかり殺すように打ちます。すると、次に、面面の連続技です。剣道の試合において面面の連続技は、相手が一歩下がりながら、こちらの一本目の面を避けた時あるいは避けると推測される時に使う技です。
逆に言えば、一本目の面は、相手を一歩下がらせるような面を打たなければなりません。そのような面とはどういう面でしょう?初心者は難しく考えす、一本打ちの面と同じようにしっかりと一本目の面をうちましょう。そして、二本目の面もしっかりと打ちましょう。
さらに、突き面の連続技です。突きはしっかりと突きましょう。剣道の試合において突き面は突きで相手の体勢を崩し、あるいは相手の動きを一瞬止め、面で一本とる技です。
従って、喉元を突ければ良いですが、その周辺を突いてしまったとしても問題ありません。ただし、しっかりと相手の体勢を崩せるよう、腰を入れて突きましょう。
最後に、三段の技、小手面胴です。試合ではほとんど使われませんが、小手面を打ち、相手が面を避けて手元が上がった所を胴と打つことがあります。練習では、二段の連続技と同じように、一本ずつしっかりと打ちましょう。